2009年05月27日
紙食器リサイクル(たい肥化)工場見学
こんばんは環境班のきんちゃんです!
朝霧JAMS'では、JAM当日に捨てられた紙食器を分別回収して、たい肥として再資源化する試みを行っています。
今回は、環境班のリサイクルプロジェクト紹介の第一弾として、たい肥化工場を見学したときのことをかるく紹介します!!
1月後半、私たちJAMS'のメンバーで、清水にある(有)フォーディーさんのたい肥化工場におじゃましました。
工場のある場所は、山あいののどかな地域で、川がすぐそばに流れている、夏場にキャンプをしたらよさそうなところでした。
工場に入ると、従業員の皆さんが笑顔で迎えてくださり、
「遠いところへお越しいただきましてようこそ」「いえいえこちらこそお急がしいところありがとうございます」などとひととおりのご挨拶・・・ってここまではなんでもないやり取りなんですが・・・
では早速こちらを着てください(笑顔)!!?
いきなり白衣と長靴を差し出され、完全武装。。

一同わけもわからず、とりあえずいざ施設内へLet’s Go!!
ところで、たい肥化っていったいどんなことをしているのかというと・・・
原料である有機物(生ゴミや紙など)を、微生物の働きによって発酵分解させて、植物の生育に不要な成分を水分や二酸化炭素としてとり除く。その後、目的に合わせて必要な栄養成分が詰まったたい肥に調整する。
ということをやっています。
この過程に沿って、たい肥化工程は大きく、発酵→熟成→製品化(粉砕、梱包など)という流れになっていて、フォーディーさんの工場では、それぞれの工程で、施設が分かれていました。
まず、発酵の施設に入ると、あたりはモヤで真っ白け!!
発酵により発生したアンモニアと水蒸気が部屋の中に充満していて、目の前は見えないは、鼻が曲がりそうなほどアンモニアのにおいはするは、で大変なことになっていました。
白衣と長靴の理由がよーく分かりました。
着てないと体中に匂いが染みついちゃうんです。。。
毎日働いている皆さんはほんとに大変だと思います。

発酵の後は、熟成→製品化と順に見ていったのですが、
熟成の施設では、もうほとんど臭いはしなくなっていました。
分解するべきものはもうだいたい分解してしまったんですね。
熟成の工程は、分解しにくい成分を微生物に力を振り絞って分解してもらう工程です。
そのため、ここではたい肥をかき混ぜたり、風を送ったりして、微生物に快適な環境で、気持ちよく仕事をしてもらえるような工夫がされていました。
熟成には2か月以上の長い時間がかかるそうです。
その間で、じっくりと不要成分が分解されていくわけです。。

最後に製品化の施設では、たい肥に混じったゴミの除去や袋詰めなどの作業が、大きな装置で着々と進められていました。
もう、手で触っても大丈夫!!
においもないし、手触りもさらさら!!
まさに土そのもの!といった感じです。
さまざまな苦労や工夫の末に、ようやくホームセンターで見かけるようなたい肥ができあがったわけです。


見学を一通り終えると、最後にいろんなこと質問コーナー!!
フォーディーさんのJAMへの参加のきっかけは?
環境への貢献と地元への貢献のため、地元のフェスで出たゴミの再資源化に取り組んでみようと思った。
JAMS’ってどんなことしてるの?
環境班はごみの分別ナビゲーションで、整理班は・・・・
などなど
といろんな質問が飛び交い、その中でフォーディーさんの情熱がビシビシと伝わってきました。
従業員の方々はみんな生き生きとして、みんなやりがいをもって仕事をされているようでした。
こんな方々と協力していけるなら、今後のたい肥化と畑がとても楽しみだなあ・・・
と思いつつ、工場を後にしました。
さて、われらが紙食器ですが、工場見学時には熟成段階でしたが、晴れてたい肥として生まれ変わることができました。
商品化に向けては、実際に土に混ぜたときに作物に与える影響の確認など、まだクリアしなければならない問題があるとのことでしたが、このたい肥を使った畑でたくさんの作物が収穫できること、翌年もその翌年も紙食器→たい肥→作物のサイクルが続いていくことが今からとても楽しみです(^^)。。

出来上がったたい肥でーす!!
では、次回のレポートに続きまーす!!
朝霧JAMS'では、JAM当日に捨てられた紙食器を分別回収して、たい肥として再資源化する試みを行っています。
今回は、環境班のリサイクルプロジェクト紹介の第一弾として、たい肥化工場を見学したときのことをかるく紹介します!!
1月後半、私たちJAMS'のメンバーで、清水にある(有)フォーディーさんのたい肥化工場におじゃましました。
工場のある場所は、山あいののどかな地域で、川がすぐそばに流れている、夏場にキャンプをしたらよさそうなところでした。
工場に入ると、従業員の皆さんが笑顔で迎えてくださり、
「遠いところへお越しいただきましてようこそ」「いえいえこちらこそお急がしいところありがとうございます」などとひととおりのご挨拶・・・ってここまではなんでもないやり取りなんですが・・・
では早速こちらを着てください(笑顔)!!?
いきなり白衣と長靴を差し出され、完全武装。。

一同わけもわからず、とりあえずいざ施設内へLet’s Go!!
ところで、たい肥化っていったいどんなことをしているのかというと・・・
原料である有機物(生ゴミや紙など)を、微生物の働きによって発酵分解させて、植物の生育に不要な成分を水分や二酸化炭素としてとり除く。その後、目的に合わせて必要な栄養成分が詰まったたい肥に調整する。
ということをやっています。
この過程に沿って、たい肥化工程は大きく、発酵→熟成→製品化(粉砕、梱包など)という流れになっていて、フォーディーさんの工場では、それぞれの工程で、施設が分かれていました。
まず、発酵の施設に入ると、あたりはモヤで真っ白け!!
発酵により発生したアンモニアと水蒸気が部屋の中に充満していて、目の前は見えないは、鼻が曲がりそうなほどアンモニアのにおいはするは、で大変なことになっていました。
白衣と長靴の理由がよーく分かりました。
着てないと体中に匂いが染みついちゃうんです。。。
毎日働いている皆さんはほんとに大変だと思います。

発酵の後は、熟成→製品化と順に見ていったのですが、
熟成の施設では、もうほとんど臭いはしなくなっていました。
分解するべきものはもうだいたい分解してしまったんですね。
熟成の工程は、分解しにくい成分を微生物に力を振り絞って分解してもらう工程です。
そのため、ここではたい肥をかき混ぜたり、風を送ったりして、微生物に快適な環境で、気持ちよく仕事をしてもらえるような工夫がされていました。
熟成には2か月以上の長い時間がかかるそうです。
その間で、じっくりと不要成分が分解されていくわけです。。

最後に製品化の施設では、たい肥に混じったゴミの除去や袋詰めなどの作業が、大きな装置で着々と進められていました。
もう、手で触っても大丈夫!!
においもないし、手触りもさらさら!!
まさに土そのもの!といった感じです。
さまざまな苦労や工夫の末に、ようやくホームセンターで見かけるようなたい肥ができあがったわけです。


見学を一通り終えると、最後にいろんなこと質問コーナー!!
フォーディーさんのJAMへの参加のきっかけは?
環境への貢献と地元への貢献のため、地元のフェスで出たゴミの再資源化に取り組んでみようと思った。
JAMS’ってどんなことしてるの?
環境班はごみの分別ナビゲーションで、整理班は・・・・
などなど
といろんな質問が飛び交い、その中でフォーディーさんの情熱がビシビシと伝わってきました。
従業員の方々はみんな生き生きとして、みんなやりがいをもって仕事をされているようでした。
こんな方々と協力していけるなら、今後のたい肥化と畑がとても楽しみだなあ・・・
と思いつつ、工場を後にしました。
さて、われらが紙食器ですが、工場見学時には熟成段階でしたが、晴れてたい肥として生まれ変わることができました。
商品化に向けては、実際に土に混ぜたときに作物に与える影響の確認など、まだクリアしなければならない問題があるとのことでしたが、このたい肥を使った畑でたくさんの作物が収穫できること、翌年もその翌年も紙食器→たい肥→作物のサイクルが続いていくことが今からとても楽しみです(^^)。。

出来上がったたい肥でーす!!
では、次回のレポートに続きまーす!!